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ずっとモフモフしてたい

appengine ja night #21 に参加してきました


6/22 (金) に appengine ja night #21 に参加してきました。
前に参加したのは確か #10 だったので、超久々!

ここだけ話が多かったのですが、セッション毎の所感を。
Beer Talk のセッションはメモ忘れてたので覚えている範囲で。

「GAEで使えるぞ!!SPDYとその実践」

Google が提唱している SPDY のお話。
正直どんな内容か全く理解できてなかったのですが、わかりやすい解説のお陰で理解できました。
GAE を利用している場合は https でアクセスすればそれだけで SPDY 対応になるそうです。

https で動作する理由は、ネットワーク経路に http ポートのパケットを verify する装置が存在する可能性があるからとのこと。なるほどなー。

あと Server Push という仕様は面白いなと思いました。
サーバー側から任意のリソースを初回リクエスト時に一緒に送ってしまい (Server から Push) クライアントのキャッシュに乗せるという仕組みのことなのですが、こういうのってブラウザゲームとかだと有難かったりしないですかね。

ただちょうど最近SPDY について提言している記事が出ていましたが、やはり導入しても単純にパフォーマンスが改善されるというわけではなさそうです。

「数十億件をインデックスなしで数秒で全検索できるGoogle BigQueryってどんな仕組み?」

6月にリリースされた Google BigQuery のお話。
社内では Dremel というコードで呼ばれ、以前から利用されているとのことです。
これを使うと急なデータ・統計取得にも対応できるので定時に帰宅できるよ!とのことですw

仕組みとしては Columnar Storage という行毎ではなく列毎にデータを持つ構造と、Mixer と呼ばれるリクエスト分散の仕組みを併用して高速化を図っているらしい。

Google Storage にデータを置くことになるので、Storage と BigQuery のコストがかかるようです。また、詳細不明ですが一応無料枠もあるようです。

ここから Beer Talk。

「BigQuery + Google Apps Script」

GAS から BigQuery を利用してデータ取得→シートに書き出し→グラフ表示のデモ。
GAS から利用できるっていうのはかなりお手軽感がありますね。

クエリ実行回数でコストがかかるということなので、現状の課金状態を取得するような API が欲しいなぁと思いましたw

「App Engine Search API で嵐を見逃さない方法」

GAE に追加された Search API のお話。
ただ厳しい Quota によって全然試せなかったそうですw
後半は PyCharm の宣伝でしたw


「写真共有アプリのバックエンドサーバー」

Cotto という Android アプリのバックエンドサーバーとして GAE を利用したというお話。

パブリックな画像は Frontend サーバーでさばくと、使用帯域を抑えられるので良いのとのこと。
こういう画像を多く利用するサービスを作る時に、GAE が1つの選択肢になるんだなぁ。



Togetter にまとめが上がってました。
appengine ja night #21 のまとめ

久しぶりの参加でしたが、今回はスピーカーの方々が面白い人ばかりで楽しめました。
関係者の皆様お疲れ様でした!